就職活動は、縁や直感を大切に

夏真っ盛りの今日は、大手の損害保険会社で働いている新入社員、Mさんにお話を聞いてきました。
この春に立教大学を卒業して、中部地方の営業所で働きはじめてから、ちょうど4ヶ月が経つそうです。
高校ではサッカー部のキャプテンとして活躍し、県の選抜にも選ばれていました。スポーツマンらしいさわやかな出で立ちが印象的です。大学時代はサークルにゼミに、バイトと、どれも持ち前のタフさで真剣に取り組み、充実した学生生活を送っていたそうです。

自分はこの会社で何をしたいのか?

Mさんは、50人ほどいるフロアで唯一の新入社員です。
今は事故に遭われたお客様に、保険サービスを提供する仕事をしています。

毎日2,3件、新たな事故の案件が割り振られ、一ヶ月で70件ほどの案件を扱うそうです。そして先輩社員になると、一ヶ月にこなす案件は250件にものぼります。大量の仕事に追われていると、気づけばあっという間に日々が過ぎていく。

「自分がこの会社で何をしたいのか」を忘れないことを、Mさんは毎日意識しているといいます。もともとMさんがこの会社に入るとき、やりたいと思っていたのは法人営業の仕事でした。しかし、それを担当できるのは早くても5年後です。今は毎日の仕事の中で、いかにこの先の自分のために何かを学んでおくか。それを常に自分に問いかけ、努力を続けているそうです。

就活中には気づかなかったこと

大学4年生の時、Mさんは就職活動をしていました。熱心に自己分析をしたり、業界のことを研究したり。それでもわからなかったことがたくさんあるといいます。

「大学生の頃は”損害保険サービス”って、お客さまに親身に寄り添うのが一番大事だと考えていました。なぜなら、自分にとっては月に70件ある事故の1つであっても、お客さまにとっては一生に1度のできごとですからね。もちろんお客さまの気持ちも大切です。でも今は企業の一員として、それと同じくらい『スピーディに、かつミスなく仕事をすること』の大切さを痛感しています」

「給料にしても、働いてみると年収がどうだとか、あんまり大切じゃないような気がしてきます」「大学生の時は、自己分析をいい感じの自分に寄せていた部分もありました。最初は嘘だったとしても、面接で100回くらい話しているうちに、自分にとっても本当になってしまいますからね」と話すMさん。

今の大学生に伝えるとしたらどんなことを言いますか?と聞くと、「結局いくら考えても、働かないとわからないことがたくさんあると思います。だからこそ、直感だとか縁で『ここだ!という何か』があったところに行くのがいいと思います。そこで頑張っていくしかないと思います」と、自身を振り返り、伝えてくれました。

RESEARCHER
SSI 小山 聖 Sho Koyama
SSI 小山 聖 Sho Koyama
2015年に早稲田大学を卒業して、今は学校教育に関わる会社で働いています。この会社で働くことに決めた一番の理由は、本当に人のためになる仕事ができること。大きなところから細かいところまで、自分がちゃんと生きている仕事がしたいです。 1日、1日人が生きている中で感じた本当のことをお届けします。
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