道は一本道じゃない

 

今回は、”劇団ムショ族”の門間香奈さん、河野翼さん、ディセーン留根千代さんにインタビューしました。

演劇をきっかけにさまざまな人に出会う

それぞれ、別々のバックグラウンドから集まったムショ族メンバー。どんなきっかけでムショ族に関わることになったのでしょう。

門間さんは、「私は演出の方に誘われて参加しました。もともと大学のお笑い研究会に所属していて、演劇は今回が初めてでした。最初は、演技するのが恥ずかしいと思っていたので、演劇経験者の他のメンバーとか見ると、すごいなぁ、と思っていました。」と話してくれました。
「僕は、ジャグリングサークルに所属していて、東急で小さいパフォーマンスをしたときに、少しお芝居を入れたんですね。それが楽しくて演劇に興味をもって。演出の方に誘われた時に、『これはチャンスだ』と思い、演劇に足を踏み入れることにしました」と、河野さん。
それに対してディセーンさんは、「私も、演出の方に誘われて。今回は大学の演劇つながりで出演することになりました。よく考えれば、ムショ族ってお笑いやジャグリングみたいに、演劇以外のところから来ている人がたくさんいるんですよ! 普通だったら関われないような人ばかりなので、演出の方に感謝です!」と嬉しそうに言いました。

一見重いテーマでも、バカ笑いしてもらうくらいのパフォーマンスを

そんなムショ族のメンバーが挑戦するのは、無い内定が長い間続いた人がようやく決まった就職先が、他の会社員のストレス発散のはけ口だったというお話。そんなお芝居に、どのように取り組んでいるのでしょうか。
「主役が、他の会社員にビシバシきつい仕打ちを受けるのですが、代役でそれを演じた時はけっこう辛かったですね(笑)」と河野さん。納得したのか、他のメンバーも大盛り上がり。
「でも、見ていて、かわいそうだと思ってます」とディセーンさん。門間さんは、「これって実際あったらいじめじゃない?」と訝る表情。河野さんは、「でも、ストーリーを重いと思わせないよう、思いっきりやるようにしています。よく考えたら重いテーマだけど、それを彷彿させないくらいバカ笑いさせるよう頑張っています! 」

同じように就職するという考えに縛られている

最後に、就活について伺いました。まだ就活は先である2年生の3人は、どう考えているのでしょうか。

ディセーンさんは「自分がやるって考えたら、怖いかも…」と不安そうにつぶやきました。門間さんも、「自分は、普通に3年生になったら就活して就職するのかなと思う。今、1年休学して留学したりすることはできるけど、『3年で就活して4年で卒業して就職しなきゃいけない』という考えにどこか縛られてるのかも」ともやもやした様子。 それに対し河野さんは「僕は、一回大学に入ったけれど入り直して今のところにいるんです。それまでは、門間さんと同じようなことを考えていたんですけれど、大学入り直してから、『道って必ず一本道だけじゃないんだな』ってことに気づきました」と自信を持って伝えてくれました。

ムショ族のみなさんは朗らかで、和気あいあいとした雰囲気の中インタビューさせていただくことができました。また、「3年で就活して就職しなくてはいけない」という空気はどこから来ているのか、改めて考えさせられました。

◯劇団ムショ族わっしょい冬公演『超一流のおしごと☆〜そのストレス、ぼくにぶつけてください〜 』 公演詳細
日時:2016年2月12日(金)開場 19:10/ 開演 19:30
13日(土)開場 13:10/ 開演 13:30
14日(日)開場 17:40/ 開演 18:00
会場:ART THEATER かもめ座
アクセス:東京メトロ丸内線 南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
JR中央/総武線 阿佐ヶ谷駅より徒歩10分
※祝・休日は総武線をご利用ください
チケット:当日2,000円
前売1,800円
学生1,500円
ペア(学生のみ) 2,600円
主催:劇団ムショ族
お問い合わせ : gekidanmushozoku@gmail.com
Twitter : @gekidanmusho

RESEARCHER
SSI 藤井 健史 Takeshi Fujii
SSI 藤井 健史 Takeshi Fujii
2013年に明治大学を卒業し、現在は自分の道を模索しています。卒業後、食品の会社に入社しましたが、自分に合わないと感じ 1年で退職しました。 そんな「会社とのミスマッチ」を経験する人がひとりでも少なくなるように、調査に励んでいきたいと思います。
フキダシ
就職リサーチにご協力いただける方を募集しています。
みなさんの就職体験談などもお寄せください。
Research フォーム