全ての面接に落ちた時

周りの目を気にして、イメージでしか会社を選んでいなかった

来年度から空港免税店に勤務する明治大学4年生のNさんにお話を聞きました。

最初の就活ではキャビンアテンダント(CA)を目指していましたが、全て落ちてしまいました。
周りに相談できる人もあまりおらず泣いてばかりの日々を過ごし、いわゆる就活ノイローゼになったそうです。

「社会人2年目の兄に相談もしていましたが、兄は仕事にすごくやりがいを持っていて楽しそうにしていました。それが余計に、自分も自分にあった仕事を選ばなきゃというプレッシャーになりました」
「母親に相談したところ、就職選びに悩めて羨ましい、と返ってきました。当時は就職すれば今よりも安定していましたが、ほとんど決められた会社しか選べず今のように自由に就職先を選べなかったそうです」

Nさんは当時のことを振り返り、CAの面接に全て失敗したことで落ち込んだけれど「そもそも何でCAを志望していたのか」「なぜCAが第一志望じゃなきゃいけなかったのか」改めて考える時間ができたといいます。

「“かっこいい”とか“すごい”とか、自分はただ周りの目を気にした、ふわふわしたイメージでしか選んでいなかったことに気づきました」

就職活動再開で見つけた自分の「就職観」

将来を考え直した後、Kさんは再び就職活動をして希望する就職ができました。

「決まった直後は、本当にこれでいいのかな・・という不安がありました。でも不安のほとんどが、今まで中高大付属で安定した学生生活を送ってきた自分が、この先ひとりで社会に出ることができるか?という不安。時間がそれを解決してくれたので、今は働き始めるのが楽しみです」

Kさんは、自分の周りで「就職先に執着しすぎない」あるいは「なんだか就活楽しんでるな」という人は、だいたい希望の職についている印象があるそうです。
Kさん自身もCAを落ちた後はなるべく就職先1つに固執しないという心持ちで就活をし、最終的に就職が決まりました。

「就職」というものについては、「職に就く」というよりも、「職に(力を)活かす」という考えでいるそうです。

「働くこと」については、「当たり前を実現させること」。生活や将来のためなど、「笑顔で生きるために必要なこと」と前向きにとらえていました。

Nさん、ありがとうございました。

〈綱嶋 直也〉

RESEARCHER
SSI 綱嶋 直也 Naoya Tsunashima
SSI 綱嶋 直也 Naoya Tsunashima
明治大学情報コミュニケーション学部3年生。昨年大学を休学し、世界一周の旅をしていました。 現在は復学をし、就活を控える立場にいます。 みなさんに多様な働き方を発信することで、多くの道があるんだ!ということを伝えられたら嬉しいです。
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