自分に合った働き方とは

第一志望の最終面接で副社長が言ったひとこと

今回お話を伺ったのは、現在も就職活動をされている大学4年生の川島沙織さんです。
大学3年生の夏から就活の準備をはじめ、12月から企業のセミナーや合同説明会に参加をしはじめて、最初はいろいろな企業の説明会に行きました。

「自分の性格的に、こつこつと長く会社を経営してきた渋さのある中小企業が合うのかなと思いながら就職活動をしていました」

川島さんがそんな就活時に希望していたのは、裏方として誰かを支える系のインフラやビルメンテナンスの会社でした。大学4年生の8月頃から面接がスタートし、ビルメンテナンスのとある会社から内々定をもらったそうです。

その後、第一志望だったもうひとつのビルメンテナンスの会社での最終面接で、自分がどのように他人の役に立ちたいかを副社長に伝えました。
すると「他人の役に立つばかりじゃ、自分が壊れてしまうよ」と言われ、面接も受からずなぜだか少しショックを受けてしまったとのことです。

自分にとって一番いい働き方とは

「私はもともと会社に勤めながら、傍らでナレーションの勉強をしたいという思いがありました。でも、内々定をいただいた会社では急な出勤や残業があったりするし、自分のやりたいことを諦めてまで働くのはどうなんだろう?と、3日間引きこもっていた間に考え続けました」

面接官だった副社長のことばをきっかけに、“自分にとって一番いい働き方とは何だろう?”と深く考えるようになったそうです。その時はじめて、川島さんは自分が考えていることを家族に話しました。

家族会議をした結果、「正社員という働き方にこだわらず、やりたいことがやれる条件で会社を選ぼう!」と決め、先にもらっていた内々定を辞退。自分に合った働き方をしていこうと前向きに就職活動を進めていけるようになったそうです。

「同業他社のことをあまり調べられなかったり、面接で少し抽象的な発言をしたりなど、ちょっとしたことで面接官にきつく当たられたりして嫌な思いも何回かしました。ただ、就職活動で自分にとってプラスなこともたくさんありました。他人と話している時に自然に出る大きなリアクションが好印象を与えているという自分の強みを知ることができたり、たくさんの企業を知ることで視野が広がったりしました」

就活生としての問題打開策

「私はとことん落ち込んだことで、かえって大きな気づきを得ることができました。自分にとって不本意な状態をそのままにしておくのではなく、誰かに相談したり、自分が今まで隠していた部分に徹底的に向き合うことで、打開策が見えてくるのではないかと思います」

今あるさまざまな就職戦線の問題について、現在就活中の川島さんから実感の込もったお話を聞くことができました。

川島さん、ご協力ありがとうございました。

〈河野 宏基〉

RESEARCHER
SSI 河野 宏基 Hiroki Kono
SSI 河野 宏基 Hiroki Kono
2014年に明治大学を卒業し、現在は学校教育に関わる会社で働いています。学生の時は“自分はどのように働くべきか?”と、見つけられそうでなかなか見つけられない答えを探し続けていました。
僕は、社会や企業に対してなぜか疑問に感じてしまう「これって何だろう?」というのを少しでも解消できるよう、入念な調査活動をどんどんしていきます!!
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